ファインマンさんの肩に乗って晴耕雨読の日々

ファインマンを読んで気付いた事そして日常生活の記録

MathJaxを用いて数式表示する

「MathJax は HTML のソースコードの中に LaTeX 記法そのままに入力出来る」ので楽そうである.例としてJ.J.Sakurai:「現代の量子力学」から引用したシュレディンガー方程式とハイゼンベルグ運動方程式を書いてみる: $$ \def\pdiff#1{\frac{\partial}{\partial #1}} \def\ket#1{|#1\rangle} \def\oodiff#1#2{\frac{d\,#1}{d#2}} \begin{align} &i\hbar\pdiff{t}\ket{\alpha,t_0;t}=H\ket{\alpha,t_0;t}, \tag{1}\\ &\oodiff{A^{(H)}}{t}=\frac{1}{i\hbar}\left[A^{(H)},\ H\right] \tag{2} \end{align} $$ Markdownモードでの上式の記述は,例えば次のようである:

$$
\def\pdiff#1{\frac{\partial}{\partial #1}}
\def\ket#1{|#1\rangle}
\def\oodiff#1#2{\frac{d\,#1}{d#2}}
\begin{align}
&i\hbar\pdiff{t}\ket{\alpha,t\_0;t}=H\ket{\alpha,t\_0;t},
\tag{1}\\\
&\oodiff{A^{(H)}}{t}=\frac{1}{i\hbar}\left[A^{(H)},\ H\right]
\tag{2}
\end{align}
$$

ただしMathjaxを編集欄で記述する前に「はてなブログでMathjaxを利用できるようにする」作業が必要であり,それは他のサイトやブログを参照して行って下さい.

参照したブログにも書かれてあったことだが, 上式のコードは通常の\LaTeXでalignを使うときと違う点がある.それは改行するのにバックスラッシュを3本にする必要があるのと,数式番号が表示されないため\tagを用いていることである.

Mathjaxについては,例えば次などがある: MathJaxの使い方

前述の相違点についての改善策がこのサイトには書かれているようです.

私がディラックファインマンを理解するとき,ランダウとJ.J.Sakuraiの本は最強の教科書であった.