ファインマンさんの肩に乗って晴耕雨読の日々

ファインマンを読んで気付いた事そして日常生活の記録

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

式(11.71)と式(11.72)の導出

10月19日に書いたが,Schulmanが「積分の端点についてどうする必要があるのかよく分からない」と述べている式の導出に挑戦して見よう. ファインマンは, まず式 (11.70) で量 $Z(t)$ を次のように定義している: $ \def\bra#1{\langle#1|} \def\BK#1#2{\lang…

式(11-69)の導出

前に書いた記事に関連して, 式 (11.69) の導出に挑戦した過程を示しておこう.式 (11.67) を $I=\exp(I')$ とすると $I'$ は, $ \def\ket#1{|#1\rangle} \def\bra#1{\langle#1|} \def\BK#1#2{\langle #1|#2\rangle} \def\BraKet#1#2#3{\langle#1|#2|#3\rangl…

収穫の秋(落花生掘り)

今日からまた台風の影響でしばらく雨降りの日々である.今年は夏から本当に雨降りの日が多いので,野菜などにも影響が出て来るのではと心配している.昨日,落花生を十数株試しに掘って見た.ガイドブックには「下葉が枯れて黄色くなり始めたら収穫適期.霜が…

wxMaximaを使う

式 (11.69) を証明するために次式が言えることを示す必要があった: $ \def\bra#1{\langle#1|} \def\BK#1#2{\langle #1|#2\rangle} \def\BraKet#1#2#3{\langle#1|#2|#3\rangle} \def\ppdiff#1#2{\frac{\partial #1}{\partial #2}} \def\odiff#1{\frac{d}{d #…

ポーラロンについて

今第11章の §11-4 極性結晶中の遅い電子 のまとめに取り組んでいるが, 前に述べたようにここにずっと止まっている.そこでは「ポーラロン」( polaron) の議論がされている.ポーラロンについては, ファインマンも重要な論文を書いているようである.また, 「…

収穫の秋(稲刈りと芋掘り)

天気の都合で10月5日から「稲刈り」と「乾燥」そして「籾摺り」を行い10月11日に全ての作業を無事に終えることが出来た.作付け面積は約3反6畝であったが,全てを一人でしなければならなかったので,体がひ弱な自分としては大変であった.今年の夏は曇りや雨の…