ファインマンさんの肩に乗って晴耕雨読の日々

ファインマンを読んで気付いた事そして日常生活の記録

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

問題 4-5 の解答例

この問題は自力では解けなかったので, 「経路積分ゼミナール」を参照して解答としている. Problem 4-5 Using the relation \begin{equation} K(2,1)=\int_{-\infty}^{\infty} K(2,3)K(3,1)\,dx_3 \tag{4-26} \end{equation} with $t_3-t_1=\varepsilon$, an…

電磁気学の相対論的記述 part 2

4次元の勾配 次に議論すべきは勾配の4次元的な類似物についてである. Vol. I の第14章で, 3つの演算子 $\partial/\partial x$, $\partial/\partial y$, $\partial/\partial z$ が3次元ベクトルと同じ変換性を持ち「勾配」と呼んだことを思い出そう.同じ構…

電磁気学の相対論的記述 part 1

前のブログで「Liénard-Wiechertポテンシャルは相対論的な式である」ことを述べた.相対論はずっと前に内山の教科書で学んだが内容はもうすっかり忘れているし, 最近は「相対論をちゃんと分かってないな」と痛感することがしばしばである.ファインマン物理…