ファインマンさんの肩に乗って晴耕雨読の日々

ファインマンを読んで気付いた事そして日常生活の記録

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

電磁気学に於けるゲージ変換

前の記事と同じく, 「超伝導入門」の § 1. 2. 4 で「波動関数を振幅と位相に分けて表わすことによる議論」を理解するために, J.J. Sakurai の § 2.6 「電磁気学に於けるゲージ変換」の部分を抜粋してまとめておく. 電磁気学に於けるゲージ変換 時間に依らな…

波動関数の解釈

経路積分がやっと読み終わったので, 次に「超伝導」について学んで行こうと思う.これからは, その際に気になった事や難解と思われた点などについても記事を書いて行こう.「超伝導」についても初学者なので入門書から取り掛かることにし, 裳華房の青木秀夫…

式 (12-124) 及び 式 (12-126) について

校訂版の式 (12-124) 及び 式 (12-126) は, 次のように修正されているが, この修正は必要ないと思われた: $ \def\bra#1{\langle#1|} \def\ket#1{|#1\rangle} \def\BK#1#2{\langle #1|#2\rangle} \def\PKB#1#2{|#1\rangle\langle #2|} \def\BraKet#1#2#3{\la…

式 (12-112) 以降の事柄について

§ 12-8 の式 (12-112) 以降の事柄が成立する理由を考察したので書いておこう.式 (12-112) の前後の文章は次である: ガウス型雑音を受けている古典的力*1 による擾乱の場合, $\alpha(\theta)$ は実数であり, $a(\nu)$ の実数部は式 (12-50) *2 で定義された…

定常過程と式 (12-20) の導出

前のブログ記事に関連して, 式 (12-20)の導出過程を示しておこう.導出には「定常過程とその特性」を利用してみる. 以下は, 斎藤慶一:「確率と確率過程」の§ 3. 2 から「定常性」について要点をまとめたものである. 定常性 確率過程 $X(t)$ を $n$ 個 ($n…

式 (12-17) から式 (12-21) までの表式について

原書とその和訳本では, 式 (12-17) から式 (12-21) が異なった表現になっている.例えば, 式 (12-17) について和訳本の方の式番号にはダッシュを付けて書くと次である: $ \def\bra#1{\langle#1|} \def\ket#1{|#1\rangle} \def\BK#1#2{\langle #1|#2\rangle}…